平均値と中央値
はい、どうもくまさんです。
今回は平均値と中央値といったちょっと数学チックな話をしていこうと思います。
でも、そんな難しい話はしないので気軽に聴いてください。
平均値と中央値の話をしていこうと思います。
まず、平均値というのは何なのかというと全てのデータを足してデータの個数で割った数字ですね。
例えば1と3と8にしましょう。
1と3と8の平均値は何ですかといわれたら、全ての物を足して3つデータがあるので3で割ると思うんですね。
そうしたら答えは4ですね。
1+3+8は12なのでそれを3で割ると4。
これが平均値です。
次、中央値の話です。
1と3と8の中央値は何ですかといわれたら、全てのデータを大きさ順に並べたときに中央にくる値なので3です。
これが中央値です。
ざっくりではありますけれども、平均値と中央値はこのように出します。
ということで、平均値と中央値の話をしていくんですけれども、平均値と中央値を知ることは本当に大切なんですね。
例えば週末にあるスポーツをするビジネスマン10人の平均年収が478万円だったとします。
平均年収、つまり平均値ですね。
平均年収が478万円ですよと。
こういった人たちをターゲットにして商品を開発しようとしました。
でも、仮にこのデータが正しかったとしても10人のサンプルしかなかったら、年収が300万人の人が8人いたと。
10人サンプルで考えましょう。
年収が850万円が1人で、1500万円の人が1人いたとしましょう。
そしたらだいたいこの10人の年収の平均が増えて78万円、500万円前後なんですね。
これって数字のマジックだなと思っていて、平均値は478万円なんですよ。
なんですけれども、中央値を見てみると300万円になってしまうんですね。
これって最初に言った平均年収478万円のこういったターゲット層を狙って商品を作っていた場合、
現状は中央値の300万円で、実在しない478万円の顧客を想定した価格設定やコンセプトが売り出されてしまうわけですよ。
で、どっちつかずで商品が売れなくなってしまうんですね。
このようにして統計はよくうそつくというんですけど、
平均値と中央値についてちょっと考えるだけでも、かなり実態について分かったりするんですよ。
普段から、今話題になっているデータをグラフにしたらどんな形になるんだろうとか考えると思考力は飛躍しますよっていった話でした。
ちょっと長くなってしまったんですけど以上です。
ありがとうございました。
この記事に関する動画も撮ったので、是非見て下さい!